ディズニーランド豆知識(ビッグサンダーマウンテン)
こんにちは、谷口元一です。
今日は東京ディズニーランドの人気アトラクション「ビッグサンダーマウンテン」の豆知識をひとつご紹介します。
「ビッグサンダーマウンテン」といえば荒野を駆け抜ける鉱山列車をモチーフにした、スリル系の人気アトラクションです。
ゴールドラッシュを過ぎた1880年代をイメージした造りになっています。
このアトラクションの入り口の横には、古くさびついたスチームトラクターが置かれています。
なかなかの存在感で「本物みたいだ」と目に留めた人もいるかもしれません
。
実はこのスチームトラクター、「本物みたい」なのではなく、正真正銘本物の1898年製のスチームトラクターで、実際に運搬用に使われていたものなのです。
さらに驚きなのが、これは世界に数台しか現存していない、とても貴重なものなのです。
なぜこんなに貴重なものが、東京ディズニーランドにあるのでしょうか?谷口元一、調べてまいりました!
最初に元の持ち主と交渉したのは、アメリカカリフォルニア州アナハイムのディズニーランド。
しかし持ち主に手放す気はなく交渉は失敗に終わりました。その後に東京ディズニーランドが交渉。
この時も持ち主に手放す気はありませんでしたが、持ち主の奥さんから「トラクターよりも旅行に行きたい」の一言。
つまりトラクターを売ったお金で旅行に行きたいということです。
この一言で交渉は大成功し、貴重なスチームトランクは東京ディズニーランドへ展示されることとなったのです。
奥さんの発言がなければ、このスチームトランクは東京ディズニーランドにはなかったでしょうね。
以上、谷口元一でした。